公務員に合格したT君、中学3年生から 教室に通っていました。
彼はテニスが好きで、高校も県下1番のテニス強豪へ行きたいと思っていました。
でも、折角塾に来て勉強するのですから近隣の公立高校へ合格したいと、1年間は受験勉強を頑張っていました。
私のポリシーは「 社会人になって食べていける大人になること!」が大切だと彼にも言いました。
彼は、無事に公立高校へ合格をしました。
高校生になり、再び、教室で勉強を始めました。
しかし、ある日、ある時から、彼は変わっていきました。
中学3年生の時は、授業中疲れて寝ることもなかったのに
高校1年生になって、数学を解いていると寝てしまうのです。
それも、毎回、必ず寝ていました。
それゆえ、成績はどんどん落ちていきました。
高校2年生の7月、彼のお母さんから「 退塾」したいと言ってこられました。
私は、毎回、寝てしまうので病院で診ていただくようにお母さんに伝えました。
T君、17歳の時でした。